シンガポールで日本食品を売るには?展示会だけでは見えないこと
- 4月6日
- 読了時間: 4分
日本食品をシンガポールで販売したい。
そう考えたとき、まず展示会への出展を検討される企業様は多いと思います。
実際、私たちも最初はそうでした。
展示会に出れば、バイヤーと出会え、商談が進み、販路につながる。
そう考えて、国内外の展示会に積極的に参加してきました。
しかし、実際に取り組む中で感じたのは、展示会に出るだけでは、販売にはつながらないことが多いという現実です。
展示会では「接点」は生まれる

展示会には多くの来場者が集まり、その場で商品を見てもらい、試食してもらい、名刺交換をすることができます。
その瞬間だけを見ると、手応えがあるように感じます。
実際に「興味があります」「詳しく話を聞かせてください」と言っていただけることもあります。
ただ、展示会が終わったあとに、その話がそのまま具体的な取引へ進むかというと、必ずしもそうではありません。
やり取りが途中で止まってしまったり、前向きに見えた話が進まなかったりすることも少なくありませんでした。
なぜ進まないのか

その理由は、日本にいるだけでは見えにくいものでした。
シンガポール市場には、すでに多くの商品が流通しています。
一見チャンスがありそうに見える商品でも、現地では似たカテゴリーの商品がすでに並んでいたり、価格帯が合っていなかったり、パッケージや伝え方が現地の感覚とずれていたりします。
つまり、商品そのものが悪いわけではなくても、現地市場の中でどう見えるかによって、評価は大きく変わります。
この感覚は、資料やオンラインの情報だけではなかなかつかめません。
現地に行って初めて分かることがある
実際に現地へ行き、バイヤーや飲食店の方と直接話してみると、初めて見えてくることがあります。
どのような価格帯が受け入れられやすいのか。
どんな商品なら手に取ってもらいやすいのか。
どの販路なら現実的なのか。
現地の方が日本企業の商品に何を期待しているのか。
こうしたことは、日本にいて画面の上では分かりません。
やはり、現地で見て、聞いて、話してみないと分からないことが多いと感じています。
なお、YOROZUYA TRADINGではマレーシアに現地法人を持ち、東南アジア市場と継続的に接点を持ちながら活動しています。
海外展開で大切なのは「出すこと」ではなく「合わせること」

海外展開というと、まず「商品を出す」ことに意識が向きがちです。
ですが実際には、ただ出すだけでは不十分です。
大切なのは、その市場でどう見られるかを理解し、必要に応じて伝え方や見せ方を調整していくことだと思います。
展示会は、そのきっかけにはなります。
ただし、それだけで完結するものではありません。
本当に必要なのは、展示会のあとに現地の反応を見ながら、商品や提案の仕方を少しずつ合わせていくことです。
YOROZUYA TRADINGが大切にしていること
YOROZUYA TRADINGでは、単に商品を紹介するだけではなく、現地でどう受け取られるかを見ながら、販売につながる形を考えることを大切にしています。
私たち自身、展示会だけでは分からなかったことを、現地での対話や市場との接点の中で学んできました。
だからこそ、海外展開を考える際には、
「出せるかどうか」だけではなく、
「現地でどう受け入れられるか」まで含めて考えることが重要だと感じています。
まずは、現地のリアルを知ることから

シンガポールで日本食品を販売したいと考えたとき、最初の一歩は、いきなり大きく動くことではなく、まず現地のリアルを知ることかもしれません。
市場の空気感、価格の感覚、競合商品の見え方、バイヤーや飲食店の方の反応。
そうしたものに触れることで、初めて次に取るべき行動が見えてきます。
展示会は、あくまでスタートです。
その先をどうつくっていくかが、海外展開ではとても重要だと考えています。
YOROZUYA TRADINGでは、シンガポール市場への進出支援を行っています。
現地での市場検証やバイヤーとの接点づくりを通じて、「売れるかどうか」を実際に確かめながら進めていくことが可能です。
展示会に出たものの、その後の展開に課題を感じている方や、これから海外販売に取り組みたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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